ソロキャンプの女性に迫る危険や対策方法！キャンプ場の選び方を解説

アウトドアの代表格といえば、キャンプです。近年はSNSで発信するキャンプ女子も増え、女性のソロキャンプに注目が集まっています。しかし、キャンプ場にはさまざまな危険があり、SNS上には被害の体験談も数多く報告されています。女性が危険な目にあわずにソロキャンプを楽しむためには、事前の心構えや準備がとても大切です。実際に起きる危険や対策法を知って、大自然でのぜいたくな時間を思いきり満喫しましょう。

ソロキャンプの女性に迫る危険とは

暗い大自然の中に1人きりになる女性のソロキャンプには、数々の危険がひそんでいます。これらのトラブルは誰にでも起こりうることなので、自分は大丈夫と過信せずにしっかりと準備をしてのぞんでください。女性のソロキャンプにはどんな危険があるのかを知り、対策を立てておきましょう。

夜間や就寝時の危険

キャンプでは、周囲が暗くなる夜間に被害がおきがちです。就寝時に男性がテントに押し入り女性が襲われてしまう事件は、実際に多く確認されています。ソロキャンプ中は、防犯意識を高く持ち、テントは中からしっかりと鍵をかけておきましょう。男性は1人で来るとは限らないため、防犯ブザー等、危険を知らせるグッズを用意してファミリー等のいる周囲の助けを求めやすい場所にテントを張りましょう。また、夜間にはクマ等の獣に襲われる危険もあります。食材は出しっぱなしにせず、常夜灯や音楽を使って身を守り、クマよけスプレーも準備しておくと安心です。

盗難被害の危険

キャンプ場では女性のソロキャンプに限らず、盗難の被害にあう危険もあります。特に女性は現場に出会しても抵抗できないので、狙われやすい傾向にあります。盗難はトイレ等テントから離れたタイミングで起きやすいので、外出時はしっかり対策をしておくことが重要です。テントには常に鍵をつけておき、中に人がいるように見せる工夫もしておくと良いでしょう。オートキャンプ場は就寝時等、特に不安な時間帯も車内に荷物を管理できるのでより安心です。

災害の危険

山間等の自然に囲まれたキャンプ場では、天候等の災害にも気をつけなくてはいけません。風が強いだけでも女性1人ではテントの設営や撤去は難しくなるでしょう。設営が甘ければテントは簡単に吹き飛んでしまいますし、撤去に手間取ればチェックアウト時間に間に合わなくなります。困っている女性を手伝うふりをして、男性キャンパーが近づいてくるケースもあるため注意が必要です。キャンプ場の天候は必ず確認し、万全の準備をしておきましょう。オートキャンプ場を利用して場内に車を持ち込み、天候が悪化したら車内で過ごしても良いでしょう。

近隣サイトとのトラブルの危険

女性のソロキャンプでは、近隣サイトのキャンパーとの関係性に注意しましょう。男性ソロキャンパーが多いサイトでは、酔ってテントを覗かれる・侵入される等のトラブルが起きる可能性があります。また、男性キャンパーは女性をキャンプ初心者だと思う傾向があり、親切を装って近づき、付き纏いに発展する可能性もあります。近隣の男性キャンパーとの交流は最低限に留め、不用意に初心者であることを口にしないようにしましょう。また、ファミリーやカップル・夫婦等、女性がいるサイトとの関係を作っておけば、万が一の時に助けを呼びやすく、不審者情報なども共有してもらえます。

ソロキャンプで女性が楽しむための対策方法

女性のソロキャンプは危険が多く潜んでいますが、防犯対策を万全にすれば、自由で開放的なキャンプ生活を満喫できます。キャンプ場で女性が楽しむためには、以下のような対策があります。

• 慣れないうちはデイキャンプから始める
• 家族に必ず行き先を伝える
• 周囲と良好な関係を築くようにする
• 前室付きのテントを使い安全性を上げる
• テントの内側から施錠する
• 最低限のマナーを守る
• テントの設営場所を工夫する
• 就寝時は鍵をかけた車内で寝る
• 防犯グッズを利用する
• リアルタイムのSNS発信に注意する

慣れないうちはデイキャンプから始める

女性のソロキャンプでの大きな不安は、夜の時間帯です。夜のキャンプ場は暗闇のため、恐怖に感じる女性もいます。さまざまな被害は夜間に起きがちなので、慣れないうちはデイキャンプから始めると安心でしょう。デイキャンプとは、宿泊しない日帰りキャンプのことです。気軽にキャンプの雰囲気を体験でき、テントの設営や現地の様子にも慣れておけるので、おすすめです。必要な道具が少ないため費用もかからず、1日のお休みがあれば十分なので気軽にチャレンジできます。

家族に必ず行き先を伝える

ソロキャンプでは常に連絡をとれる状況にしておくことが、重要なポイントになります。。出発する前には必ず家族へ予定を伝え、行き先を具体的に教えておきましょう。万が一、遭難や行方不明になり帰宅できなければ、その情報を元に警察がすばやく捜索をしてくれるでしょう。また、いつでも助けを求められるようにスマートフォンの電波や充電があることも絶対条件です。Wi-fiが導入されている・電波が入るキャンプ場を選び、ポータブル電源を持参して充電し、緊急時にいつでも通話ができるようにしておきましょう。AC電源完備のキャンプサイトも便利です。

周囲と良好な関係を築くようにする

キャンプ場へ到着したら周囲のキャンパーに挨拶をし、良好な関係を築いておきましょう。特に、ファミリー層やカップルの多い区画を選んでおくと、人の出入りが多く被害に遭いにくくなります。目の届くところに同性のキャンパーがいれば、万が一の時も助けを求めやすいでしょう。また、子どもがいるファミリーは防犯意識が高いため、不審者情報なども教えてもらえます。ただし、男性のソロキャンパーとは、距離をとって慎重に接してください。

前室付きのテントを使い安全性を上げる

前室付きのテントとは、入り口に玄関のようなスペースを作れるタイプのテントを指します。外と就寝スペースに距離があるため安全性が高くなり、周囲の視線も気になりにくく、女性でも安心して寛げるでしょう。テントに前室があればバイク等、大きな荷物の置き場を確保できるので、テント内の空間が広く使えます。日よけ・雨よけにもなり、重量の気になるタープを持参する必要もありません。

テントの内側から施錠する

テントで就寝する時は必ず内側から施錠し、侵入されない対策をしておきましょう。テントのジッパーにカラビナを止めると、外から開かなくなるので防犯に役立ちます。ケーブル式の南京錠やダイヤルロックキーでも構いません。夜間だけでなく、トイレや散歩でテントから離れる際も安心できるでしょう。アルミニウム製等の軽いカラビナは持ち運びやすく、ライトやグローブ等のキャンプ用品をかける時にも使えるので便利です。

最低限のマナーを守る

ソロキャンプでは不安なことが多いかもしれませんが、周囲のキャンパーに対する最低限のマナーは守りましょう。良い関係性を保っておくことは大切ですが、会話は挨拶等最低限にし、ほどよい距離感を心がけます。ソロキャンプに来ている人は、自分でチャレンジすることを楽しんでいる方も多いです。テント設営などに手間取っているように見えても、安易に口出しをしておせっかいと思われないように注意しましょう。周囲との関係が悪くなるとお互いに嫌な気持ちになるばかりか、不要なトラブルに発展する可能性もあります。

テントの設営場所を工夫する

テントの設営場所もひと工夫して、安心できる空間を確保しましょう。男性ソロキャンパーの多い場所は避け、子連れのファミリー・カップルなど同性が多く、昼夜を問わず人が出入りする場所を選びます。いざという時に助けを呼びやすいかを基準に考えておくと良いでしょう。また、キャンプ場の予約時には、管理棟の近くなど希望を伝えておくことも大切です。予約時に女性1人と伝えれば、配慮してくれる可能性もあるでしょう。

就寝時は鍵をかけた車内で寝る

SNSで人気を集めている女性キャンパーは、防犯のために夜間は車内で過ごす方が多いです。トラブルが起きがちな就寝時はテントではなく、鍵をかけた車内で眠ることも考えましょう。車内は安全が確保できる場所なので、不審者だけでなく貴重品の盗難予防にも役立ちます。臭いの出るゴミなどの整理もしておけば、クマや小動物等の獣も近寄ってくることはないでしょう。そのためには、サイトに車を横づけできるオートキャンプ場がおすすめです。いざという時にはそのまま運転して逃げられますし、カーサイドタープを使えば、キャンプ生活も手軽になります。

防犯グッズを利用する

キャンプ用品には女性に役立つ防犯グッズが豊富に揃っているので、どんどん活用してキャンプを安全に楽しみましょう。防犯ブザーや人感センサーライト・燃料切れのないLEDランタンなども良いでしょう。常夜灯や音楽もクマ等の獣対策に効果があります。また、就寝時にテントの入り口に男性用のブーツを1足置くと、女性ソロキャンパーだと確信されず狙われにくくなります。プロ使用やユニセックスなデザインのキャンプギアを活用するだけでも、声がかけにくくなるので防犯対策できるでしょう。　

リアルタイムのSNS発信に注意する

最近は気軽にSNSを利用する方が増えており、キャンプ女子の投稿も多く見られます。しかし、リアルタイムのSNS発信は、不特定多数の人に女性が1人でいる場所を教えることにつながり、狙われるリスクが高まります。防犯意識を高く持ち、細心の注意を払って利用しましょう。キャンプ場名のタグ付けはせず、風景画像から具体的な場所を知らせないようにします。なるべくキャンプ中の発信は控え、帰宅後にまとめてアップする方が良いでしょう。

女性がソロキャンプをする際のキャンプ場の選び方

女性がソロキャンプを満喫するためにはキャンプ場選びも大きなポイントです。女性のキャンプ場選びの第一基準は、とにかく安心できることでしょう。キャンプ場には、さまざまなタイプがあります。予約をする時点でわかることも多いので、実際に訪れる前にしっかり確認しておきましょう。

管理人が常駐する人気(ひとけ)のあるキャンプ場を選ぶ　

女性のソロキャンプでは、もしもの時に声をかけやすい人気（ひとけ）のあるキャンプ場を選びましょう。ファミリー層やカップルが多いキャンプ場は、人の出入りがあるので不審者も声をかけにくいでしょう。また、管理人やスタッフが管理棟に常駐しているかも大切なポイントです。公式ホームページの基本情報をよく確認し、より安心できるキャンプ場を選びましょう。

無料や格安のキャンプ場は避ける

キャンプ場を探していると、野営地等の無料・格安の施設が目に入ります。野営地とはキャンプができる地域であるものの、施設として整備されていないキャンプ場のことです。天然の自然を満喫できる魅力的な場所と感じるかもしれませんが、残念ながら女性向けではありません。こういったキャンプ場には管理人がおらず、ルールは個人に委ねられているためマナー違反のキャンパーが多く見られる傾向にあります。また、山奥の地域ではもしもの時に警察がかけつけにくいデメリットもあるでしょう。整備されたキャンプ場であっても、フリーサイトだと不審者が近くにテントを張ってしまう可能性があります。しっかり区画をわけ、プライバシーが確保されたキャンプ場を利用してください。

管理体制が整ったキャンプ場を選ぶ

キャンプ場を選ぶ際にはしっかり下調べをし、管理体制が整っている施設を選びましょう。キャンプ場の公式ホームページを見て基本情報や管理人・スタッフの人柄・トイレ・シャワーの設備などを確認します。場内でスマートフォンが繋がることも、必須条件でしょう。キャンプ場によっては緊急連絡先が用意してあり、困った時にすぐかけつけてくれます。気になるキャンプ場があったらSNS上の口コミを入念にチェックし、女性ソロキャンパーが評価しているかを確認します。不安点があったら直接キャンプ場に電話をして聞いてみましょう。女性1人と聞いて配慮してくれるかどうかも大切なチェックポイントです。

鋸南ほしふるキャンプ場はソロキャンプの女性を歓迎しています

安全にキャンプを楽しみたいソロキャンプの女性には、「千葉・鋸南ほしふるキャンプ場」がオススメです。施設にはデリケートな女性向けの細やかな設備が充実しており、女性ソロキャンパーの方を歓迎しています。安心して快適に大自然の中のぜいたくな時間を楽しめるでしょう。キャンプ場は温暖な南房総に位置し、都心から車で1時間30分ほどなので移動の負担もおさえられます。次の土日のお休みには、ぜひ気軽に予定を立ててみてください。

 

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24時間営業の管理棟がある

鋸南ほしふるキャンプ場の施設内には24時間営業の管理棟があり、女性でも安心してキャンプを楽しめます。スタッフの対応は11時～17時までですが、女性管理人が在籍しているので、困ったことや不安なことを共感してもらいやすいです。管理棟には自動販売機があり、薪や炭・着火剤等の販売を行っています。焚き火台のレンタルもあるので、荷物を抑えられてキャンプを満喫できるでしょう。トイレとシャワー室は男女別に2つずつあり、24時間無料で設置されています。トイレはウォシュレット完備・シャワー室にはリンスインシャンプーとボディソープを完備しており、共用トイレや泥汚れ・害虫が苦手な女性にも安心です。

 

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プライベートが保てる区画サイトがある

鋸南ほしふるキャンプ場には、キャンパーの目的に応じて3つの区画サイトが用意されています。絶景が自慢の「メインエリア」・エキゾチックな雰囲気で段々に区切られた「くすくすエリア」・古代遺跡のような山々に囲まれた「区画エリア」は炊事場にも近くて便利です。それぞれのサイトはしっかり仕切られているので、プライベートを保てるでしょう。空き状況によっては隣人さんとのバランスを取りながら調整できるので、気になることがある時は相談してみましょう。

富士山や星空などきれいな景色を楽しめる

鋸南ほしふるキャンプ場は房総半島の高台にあり、きれいな景色を望める抜群のロケーションにあります。眺めの良いエリアでは、ふもとに鋸南の町なみが広がり、広大な東京湾が一望できます。天気がよければ富士山も見えるサイトもあるため、予約時に相談してみましょう。テント周辺では、小鳥の鳴く声や小動物とのふれあいも楽しめます。夕暮れには鋸南の町にポツリポツリと灯るあかりがとてもロマンチックで、夜には空一面に天然のプラネタリウムが広がります。大自然の前で心を落ち着かせれば、とても癒やされるでしょう。

 

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炊事場は24時間お湯が出る

大自然の中でいただくキャンプ飯は、代表的な楽しみの1つです。女性にはお料理が好きな方も多いと思いますが、食器や調理器具の片付けはやや面倒と感じるでしょう。鋸南ほしふるキャンプ場の炊事場では、24時間洗い場の水道からお湯が出ます。寒い季節に固まってしまったバーベキューの油汚れもさっと洗い流せ、冷え性の方が多い女性にも嬉しいポイントでしょう。また、管理棟には無料のゴミ捨て場があり、生ゴミの臭いで獣を呼んでしまう心配もありません。キャンプ場から5分の「道の駅・富楽里とみやま」で地元の新鮮野菜や海鮮を調達して、思いきり料理を楽しむのもおすすめです。

まとめ

豊かな自然に囲まれて自分だけのぜいたくな時間が楽しめるソロキャンプは、女性にも興味を持つ方が増えています。しかし、多くの危険も潜んでおり、不安を感じてチャレンジできない方も多いでしょう。女性のソロキャンプは、事前にしっかり対策をしておけば安心して楽しめます。防犯グッズを活用し、日常よりも防犯意識を高めて行動するよう心がけましょう。鋸南ほしふるキャンプ場は、女性のソロキャンパーを歓迎する設備の良いキャンプ場です。女性管理人も在籍しているので、不安がある方もまずはご相談ください。

ご予約は「鋸南ほしふるキャンプ場：予約フォーム」から簡単に行えます。皆さまのご利用をお待ちしております。