秋、冬のアクティビティとして近年人気が高まっているのがキャンプです。
寒い季節のキャンプは焚き火や温かい食べ物が魅力ですが、星がとても綺麗に見える季節でもあるので、ぜひ満天の星空も満喫してください。
都心にお住まいの方は、「星空観測は北海道や長野県がメインで、近隣では難しいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
今回ご紹介するのは都心から1時間30分ほどで行ける、星が見やすいキャンプ場です。
ご家族や恋人、気のあう仲間、ペット連れ、そしてもちろんソロの方にもおすすめなので、今年の秋冬のイベントとして計画を立ててみてはいかがでしょうか。
星が綺麗なキャンプ場の特徴
秋、冬キャンプの大きな魅力の一つは、星空観測です。豊かな自然の凛とした空気の中で頭上一面に広がる星々を楽しめば、大人でも子どもでも忘れられない思い出になるでしょう。もちろんキャンプ場ならばどこでも夜空を楽しめますが、星を見る良い条件のそろったキャンプ場は意外と少ないものです。
星が綺麗なキャンプ場にはどんな特徴があるのかチェックしてみましょう。
周りに明かりが少ない
星空観測をする時は、周辺に明かりが少ないキャンプ場を選びましょう。
星の光は弱く、とてもデリケートです。周囲が明るすぎると途端に見えなくなってしまうので、キャンプで星空観測を目的としている時は環境をチェックしましょう。
標高が低く平地にあるキャンプ場では、近くの街明かりや建物の光に影響されて見えにくくなってしまいます。
星座を構成するひとつひとつの星まで楽しみたいと思う時は、山の中など街を見下ろすような位置にあるキャンプ場が良いでしょう。
視界が開けている
キャンプでの星空観察の醍醐味は、空一面に広がる銀河に包まれるような体験だと思います。そのためには、視界が広く開けたロケーションに作られたキャンプ場を選びましょう。キャンプ場は自然に囲まれた立地が多いですが、周りに高い木が覆い茂っているような環境では、星が狭い範囲でしか見えなくなってしまいます。
視界が開けていれば「少し前に見た星座がもうこんな場所に。」と、時間による移り変わりも楽しめるでしょう。
星が見えるキャンプ場なら千葉・鋸南ほしふるキャンプ場
星が綺麗に見えるキャンプ場をお探しなら、都心からアクセス抜群の「鋸南ほしふるキャンプ場」がおすすめです。
住所は千葉県安房郡鋸南町、温暖な南房総の大自然に囲まれた、山・海・空を一気に堪能できる貴重な立地にあります。オートキャンプ場なので、全サイト車の乗り入れが可能です。最寄りの鋸南富山ICからは2分、都心からも1時間30分ほどなので、お休みを利用して気軽に自家用車で星空キャンプにでかけられますよ。
満天の星空で天然のプラネタリウムが楽しめる
鋸南ほしふるキャンプ場は、その名の通り、天然のプラネタリウムとも言える満天の星空が自慢です。山中の広大なエリアを使っているので空がとても開けており、星々に包まれる貴重な体験ができるでしょう。
高台なので街の明かりは眼下に広がり、デリケートな星の光をさえぎる心配もありません。古代遺跡のような山々に囲まれて静かに星々を見れば、自然と心が癒やされるはずです。ファミリーでも訪れやすいので、お子さんの貴重な学びの場にもなるでしょう。
天気が良ければ富士山も見える
鋸南ほしふるキャンプ場は山々に囲まれた高台に位置しているので景色が抜群です。天気が良ければ、富士山の絶景が楽しめるエリアも用意されています。
小鳥の鳴き声や木々のざわめき、動物たちを身近に感じながら、海も山もまとめて堪能できる最高の立地です。高台からは鋸南の町並みが見下ろせるので、夜には空に満天の星、眼下には鋸南町の夜景を堪能できとてもロマンチック。カップルにもファミリーにもおすすめです。もちろんソロキャンプで大自然に思いをめぐらすのにも最適ですよ。
ペット連れ、子連れ、ソロキャンそれぞれにぴったりなサイトをご用意
キャンプ場内はメインエリア、くすくすエリア、区画エリアの3つに分かれており、キャンパーごとの個性にぴったりのキャンプサイトが用意されています。
大人気なのは雄大な景色と夜景が自慢のメインエリア。上記でもご紹介したように、天気が良ければ富士山も見えるサイトがあり、子ども連れも友達同士も、カップルにもおすすめのエリアです。
おとなりの区画エリアは、生い茂る木々と野鳥の鳴き声、古代遺跡のような風情の山々を楽しめます。
そして、マチュピチュ遺跡のような雰囲気を漂わせるのが、くすくすエリアです。他のキャンパーのサイトとは段差があるので、各サイトの眺望を邪魔しません。自然の力強いエネルギーを感じるこのエリアは、本格派キャンプやソロキャンパーにも人気です。
キャンプ場で星を楽しむためのポイント
秋、冬にキャンプを計画しているならば、大自然に囲まれたキャンプ場で満天の星空を満喫しましょう。
星の光はとても弱いので、明かりの条件によっては見にくくなってしまいます。少しのポイントを踏まえておくだけでグッと見やすくなるので、しっかり準備をして楽しい時間を過ごしてください。
- ランタンは光量の少ないタイプを使う
- 月明かりを避ける
- 双眼鏡や望遠鏡を持っていくのもおすすめ
- ハンモックやコットでゆったりと星空を楽しもう
- 星を楽しむなら秋〜冬のキャンプがおすすめ
星を楽しむためのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ランタンは光量の少ないタイプを使う
星空を堪能するためには明かりへの配慮が欠かせません。星の光は非常に弱いので、目を暗闇に慣らしておくとより見やすくなるでしょう。
星の観測ポイントへの移動の際に、一般的な白色の懐中電灯を使うこともあると思います。しかし、白色の光は非常に強いので、光を浴びすぎると目が星をとらえにくくなってしまうことも。そんな時におすすめなのが光量の少ないLEDランタンです。LEDランタンの中でも暖色系タイプを選べばいっそう目への刺激を抑えられ、星を見やすくなるでしょう。
月明かりを避ける
星をしっかり観察するためには、周囲にも明かりがないことが重要です。観測ポイントは街明かりが目に入らず開けたスポットを選びましょう。
また、星の光はとても繊細なので、月の光でさえも見えにくくしてしまいます。できるだけ月明かりを避けた日程や時間・ポイントを選ぶと良いでしょう。
月齢カレンダーなどで月の満ち欠けをチェックしておき、明るい満月の日は避けるのがおすすめです。また何時に月が出るか、どちらの方角に出るかなども確認しておき、月が空の真ん中にいないタイミングを選びましょう。
双眼鏡や望遠鏡を持っていくのもおすすめ
肉眼で星空を眺めれば、夜空全体を一望できます。銀河の広がりを体で感じたり、星座の形を楽しんだりと、十分に星空を堪能できるでしょう。さらに双眼鏡や望遠鏡を持っていけば、より充実した天体観測を楽しめます。双眼鏡を使えば肉眼では見えない月の模様や、星座の小さな星まで確認できますよ。
望遠鏡ならばさらに土星の輪まで見られるので、盛り上がれることは間違いなしです。子どもたちの良い刺激にもなるでしょう。
望遠鏡はアウトドアに使いやすい軽量小型タイプや、写真撮影に適したカメラ対応機種まで豊富にそろっているので、目的にあわせて選んでみてください。
ハンモックやコットでゆったりと星空を楽しもう
「子どもたちはいいけれど、大人が長時間夜空を見上げているのは少しつらい……」と感じる方には、ハンモックやコットがおすすめです。
大自然の中でゆったりと横になり広大な銀河に包まれる、そんな貴重な体験ができるでしょう。ハンモックには軽量のつりさげ式や自立式がありますが、移動が難しいと感じる方はコットでも十分活用できます。コットは就寝用の簡易ベッドですが、ハンモックより軽量でイスや荷物置きにもなるので用意しておくと便利です。
星を楽しむなら秋〜冬のキャンプがおすすめ
「一年の中で月がもっとも美しく見えるのは秋」と言われるように、秋〜冬は星を楽しむキャンプに最適なシーズン。
これは多湿な夏が終わり、空気が乾燥し始めるためです。空気が乾燥すると、大気中から水蒸気やチリがなくなります。空気が澄んでいると、星空や遠くの景色がよりクリアに見えるというわけですね。
鋸南ほしふるキャンプ場は、天気が良ければ富士山も見られる最高のロケーションです。秋〜冬に訪れれば、昼も夜も一日中、最高の景色を楽しめるでしょう。
秋、冬キャンプの魅力
秋から冬の時期のキャンプでは、空気が乾燥するため夜空の星がいつも以上に綺麗に見えます。特に鋸南ほしふるキャンプ場のある太平洋側は乾燥が進むので、心に残るような満天の星空を満喫できるでしょう。
秋、冬キャンプの魅力は、星空ばかりではありません。
- 空いているのでのびのびと楽しめる
- 焚き火や暖かい料理がよりいっそう楽しめる
- 虫よけ対策が不要
夏には味わえない、この季節ならではの魅力をご紹介します。
空いているのでのびのびと楽しめる
キャンプのピーク期間と言えば、やはり気候の良い夏または春でしょう。
秋、冬はキャンプ場を訪れる人の数が減るので空いており、のびのびと自分たちだけの時間を楽しめます。他のキャンパーと距離があるので、子どもやペットがいても周囲に気を使う負担が減るでしょう。
ひとりで静かに過ごしたいソロキャンパーの方にも向いている季節です。
近年は秋、冬キャンプのニーズが高まってはいるものの、やはり夏よりは予約がしやすいので、人気のキャンプ場や施設に訪れるチャンスでもあります。
焚き火や暖かい料理がよりいっそう楽しめる
キャンプの魅力と言えば、自然の中で作るお料理ですよね。
中でも寒い秋〜冬は、温かいお料理の良さをよりいっそう楽しめるシーズンです。お鍋やスープ、ホットワインなどを堪能すれば、体はポカポカとして寒さも吹き飛んでしまうでしょう。暖かい焚き火を囲んでじゃがバターや焼きマシュマロを作れば、子どもたちも大喜びです。
鋸南ほしふるキャンプ場では、温水が出る炊事場を完備しているので寒い冬もご安心ください。
虫よけ対策が不要
秋、冬キャンプに防寒対策は必要ですが、夏に必須となる虫よけ対策は不要です。春や夏は気候が良いので虫が活動的になっており、蚊・ブヨ・ハチなどにさされる危険があります。その点、秋冬は虫がいないので刺される心配がなく、虫が苦手な人にもおすすめの季節です。また、冬場にはヘビなども冬眠に入るので、子連れのファミリーキャンプにも安心でしょう。
秋、冬キャンプにおすすめのアイテム
秋、冬キャンプには夏場にはない魅力が満載ですが、寒い季節なので事前に準備をしておかないと十分に楽しめません。中でも特に重要なのは、防寒対策です。
最後に秋、冬キャンプにあると助かるおすすめアイテムをご紹介します。初心者は特に念入りにチェックして、快適で最高の思い出を作ってくださいね。
ポータブル電源
ポータブル電源とは、手軽に持ち運びのできる電気バッテリーのことです。家庭で充電して持っていけば、キャンプ場に家のコンセントがあるのと同じような環境を作れます。
携帯電話・スマホの充電だけでなく電気毛布やストーブ、ホットカーペットにも使えるので、特に冬のキャンプでは必須アイテムです。
一台購入しておけばキャンプだけでなく、自宅でのバーベキューやDIY、リモートワーク、防災対策などにも役立ちますよ。
電気毛布、ブランケット
秋、冬の期間に気になるのが、やはり寒さです。インナーやダウン・手袋など防寒着だけでなく、電気毛布やブランケットなどの防寒対策グッズをそろえておきましょう。
ブランケットは温かいウール素材のものや、耐火性の高いものなどがおすすめです。
また、小さなお子さんのいるご家庭ならば、引火する心配のない電気毛布や電気カーペットもおすすめです。ただし電気カーペットは低温やけどをする可能性があるため、大判のブランケットやラグを敷いて使いましょう。
ストーブ
冷え込む秋、冬のキャンプ場ではストーブが活躍します。
アウトドアでは薪ストーブ、石油ストーブ、ガスストーブ、電気ストーブなどが使われます。温かさや使う場所、燃料の調達しやすさ、ストーブの上で調理をするかなどさまざまな点を考えて選びましょう。
特にお子さんやペット同伴のキャンプでは、うっかり触ってやけどをしないように注意してください。倒れた時に自動で消えるタイプや、周りを囲うガードなどがあれば安心です。
秋・冬用のシュラフ
シュラフとは、いわゆる寝袋のことです。人型の筒状になっており、寒い季節の宿泊キャンプには必需品です。シュラフは基本的に封筒型、マミー型などに分かれます。長方形の封筒型は寝返りを打てるので快適ですが、保温性はやや低めです。その点マミー型は体型にフィットした形になっているので保温性が高く、秋、冬キャンプにはとてもおすすめですよ。マミー型は寝返りが打てないというデメリットもありますが、窮屈に感じる方は封筒型とマミー型をあわせたエッグ型などを検討してみましょう。
コット
コットとは、就寝時に使う脚のついた簡易ベッドのことです。
秋、冬のキャンプ場は地面から冷気が伝わって体が冷えてしまいます。また、地面の凹凸が気になる方もいるでしょう。コットはフレームに布を張った作りになっており、体が地面に接しません。特に夜間の冷えが厳しい秋、冬のキャンプではおすすめのアイテムです。
昼間はテーブルやイス、荷物置きとして使えるので、一台用意しておくと便利ですよ。もちろん春、夏のキャンプにも通年で使えます。
まとめ
今回は星が見えるおすすめのキャンプ場についてご紹介しました。
キャンプ場は自然に囲まれていることがほとんどですが、星空を存分に楽しむためには、条件の整ったキャンプ場選びが大切であることがわかりました。
関東圏など都心にお住まいの方なら、千葉・鋸南ほしふるキャンプ場であれば訪れやすいでしょう。今年の秋、冬のイベントのプランを立てる時は、ぜひ一度鋸南ほしふるキャンプ場ウェブサイトをのぞいてみてください。ウェブサイトから予約も簡単に行えます。
皆さまのご利用をお待ちしております。