愛犬は家族の一因です。旅行だからといって残してはいけないものですよね。ペットと一緒に楽しめるアクティビティとして、キャンプに行こうとお考えの方も多いのではないでしょうか。
大自然の中で遊べるキャンプは、愛犬のためだけでなく小学生のお子さんなどにも貴重な学びの場となるでしょう。
今回は都心に近いペットOKのキャンプ場「鋸南ほしふるキャンプ場」の紹介と、愛犬とキャンプをする際の持ち物や注意点を解説します。
大切な愛犬と一緒に、ご家族で一生の記念になる思い出を作ってください。
ペットOKのキャンプ場なら千葉・鋸南ほしふるキャンプ場
ペットを連れて家族みんなでキャンプに行くならば、千葉県鋸南町にある「鋸南ほしふるキャンプ場」がおすすめです。
まずは鋸南ほしふるキャンプ場の魅力やメリットについてご紹介します。
- ペット同伴OK!
- シャワー室、男女別トイレ完備
- 高台にあるので景色がきれい
- 都心からのアクセスが抜群
どんな魅力があるのかチェックしてみましょう。
ペット同伴OK!
ペット不可のキャンプ場も多いですが、鋸南ほしふるキャンプ場はペットの同伴OKです。旅行中に愛犬だけ寂しい思いをさせる心配はありません。キャンプエリアは芝生なので、愛犬だけでなく子どもも大人も安心して気持ちよく過ごせるでしょう。
また、鋸南ほしふるキャンプ場はオートキャンプ場です。オートキャンプとは、キャンピングカーや自動車に荷物を積んでエリアへ乗り入れ、車やテントで寝泊まりするスタイルのこと。オートキャンプ場はテントを張る場所まで自動車で乗り入れることができるので荷物の出し入れも楽ですし、万が一雨が降った際にもすぐに車内に非難することができます。これはキャンプ初心者にも嬉しいメリットですね。
知らない場所で不安なワンちゃんも、慣れている車の中やケージの中で寝かせることができるというメリットもあるためご家族も安心でしょう。
現在はドッグランも作成中ですので、完成次第ウェブサイトでご紹介いたします。
シャワー室、男女別トイレ完備
鋸南ほしふるキャンプ場は設備がとても充実しています。
キャンプ場選びの重要なポイントとなるトイレとシャワールームは、男女別で2つずつ完備。24時間利用でき、無料のリンスインシャンプーやボディーソープも設置してあります。大自然の中で汚れても安心ですし、重いアメニティを持っていく必要もありません。ゴミ捨ては無料、炊事場にはお湯も出るので、冬でも快適です。焚火台やバスタオルなどのレンタル品や、薪・炭・着火剤などの購入もできます。
トイレがきれいなキャンプ場を選びたいとお考えの方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
「千葉県でトイレがきれいなキャンプ場は?メリットや選び方を紹介」
高台にあるので景色がきれい
鋸南ほしふるキャンプ場はとても温暖な南房総の高台にあります。
ふもとに広がる鋸南の街並みと、天気が良ければ東京湾越しに富士山を望むこともできますよ。絶景エリアを楽しみたい方は、メインエリアのオーシャンビューサイトがおすすめです。
広大な大自然に囲まれ、豊かな木々と山々、キジやホトトギスなどの野鳥のさえずり、動物たちとの出会いも楽しめるでしょう。
夕焼けの時間はうっとりする美しさで、夜は天然のプラネタリウムも楽しめます。
都心からのアクセスが抜群
ペット同伴キャンプの不安のひとつが、ワンちゃんを連れた長時間の移動です。あまりに長いドライブはペットのストレスにもなりかねません。
鋸南ほしふるキャンプ場は、東京の隣である千葉県安房郡にあるので、都内からのアクセスが抜群です。最寄りの鋸南富山インターからはなんと車で2分、迷うことなくたどりつけるでしょう。キャンプ場から車で5分ほど進めば道の駅「富楽里」があり、BBQ用の新鮮な地元食材も仕入れられます。また、キャンプ場から5分のところにコンビニ、10分のところに温泉施設もあるので、突然の買い物やゆっくりお風呂を楽しみたい方にもおすすめです。
犬連れキャンプに必要な持ち物は?
愛犬を連れたキャンプでは、いつもと違う環境でワンちゃんが戸惑わないように、入念に準備をして臨みましょう。
自然の中は存分に駆け回れる分、非常に汚れやすいです。お気に入りのリードやおもちゃを持っていくときは、汚れたり濡れたりしても洗える素材のものを用意しましょう。
ここからは、愛犬を連れたキャンプに必要な持ち物をご紹介します。この記事を参考に、自然の中でワンちゃんと楽しく過ごしましょう。
首輪、リード、リードをつなげる器具
ペットが同伴できるキャンプ場でも、他の利用者の迷惑とならないよう首輪やリードは必需品です。また、リードをつないでおくための係留ペグやドッグアンカーも用意しておくと良いでしょう。
芝生など走り回れるエリアがあれば、ドッグポールなどの係留ペグにロングリードをつないでおけば自由に移動でき、ワンちゃんのストレスも軽減できるでしょう。
リードは使い慣れているもので良いですが、汚れることも考えて洗いやすいものを選ぶのがおすすめです。脱走トラブル防止のために、ケーブルやワイヤータイプを選ぶのもいいでしょう。
ペットウェア
季節によっては、「まだ寒くないから、ペットウェアはいらない?」と思うかもしれませんが、一応持参しておくことをおすすめします。
ウェアは防寒対策だけでなく、泥んこになって遊ぶワンコの汚れ対策や、害虫対策にもなりますよ。キャンプ場は自然の中にあるため、ノミやダニが生息しています。犬がダニに寄生されるとアレルギー性皮膚炎などを引き起こすこともあるため事前に予防することが大切です。
また、ウェアは汚れてしまうかもしれないので、洗い替え用に数枚準備しておくと良いでしょう。首輪をしていても、ハーネスのついているウェアをつけておけば脱走防止にもなり安心です。
防寒具
キャンプ場のある場所は寒暖差が激しいケースが多いので、防寒具は忘れないようにしましょう。夏場でも高原や標高の高い山などは思った以上に夜は冷えます。
特に室内犬は寒さに慣れていないので、冬場のキャンプは特に注意して準備をしましょう。ドーム型の犬用ベッド、犬用ゆたんぽ、ホットカーペットなどがあると安心です。
迷子札、光る首輪
慣れない場所に来たワンちゃんは興奮して脱走することがあります。
夜に見失うトラブルも多いので、光る首輪やペットライト、蛍光テープを施したウェアなどを用意しておくと良いでしょう。万が一迷子になってしまったときのために、連絡先を記した迷子札もつけておくと安心です。
ペットの食事、エサ皿
ペットの食事とエサ皿を忘れる方は少ないと思いますが、ペットの食事は少し多めに用意するよう心がけましょう。
自然豊かなキャンプ場では、愛犬のために用意したご飯が他の動物たちに食べられてしまったなどのトラブルが起きがちです。プラス2〜3日分を目安に準備しておき、使わないときは、荒らされないよう車内などにきちんとしまっておきましょう。
キャンプ中では、ずっと愛犬の相手をしていられないこともあります。愛犬の気を引きやすく食べるのに時間がかかるおやつなどを用意しておくと、作業時・調理時などにも助かるはずです。お水のお皿も持参して、いつでも飲めるようにしておきましょう。
おもちゃ
ワンちゃんによっては、キャンプ場の雰囲気に飽きてしまうことがあります。
また、飼い主さんはテントの設営や食事作り、火おこしなどで手が離せない場面もあるので、犬用のおもちゃを持っていくと良いでしょう。おもちゃはいつもお家で遊んでいるものでかまいませんが、キャンプ場では泥まみれになることもあるので、洗いやすいものがおすすめです。
ペットの寝床
人間と違って、犬は「いつもと同じ」であることに安心感を覚えます。知らない場所で戸惑わせないように、いつも使っている毛布や犬用コット(簡易ベッド)を使って、落ちつかせてあげることが大切です。人間の使うコットと同じように、犬用コットも座面が地面から離れている設計なので、地面からの熱や冷えから愛犬を守ってくれます。
犬用コットに慣れていないときは、数回おうちで使って慣れさせて、コットの上にいつもの毛布をかけてあげると安心してくれるはずです。
足拭きタオル
キャンプ場は芝生であっても土汚れがつくものです。
また、山間部では急な雨も多く土が湿っています。駆け回ったワンちゃんの足は泥だらけになるので、足拭きタオルは必須といえるでしょう。
車に乗り込むときや飼い主さんと一緒にテントで寝るときなどにも、足拭きタオルは必需品です。大きなタオル、もしくは小さめのタオルを複数枚用意していくと安心でしょう。
トイレシート、ウンチ袋
キャンプ場の芝生は、他の利用者も寝転がったりして過ごす可能性のある場所です。トイレシートやウンチ袋などは必ず持参し、愛犬のおトイレで他の利用者に迷惑をかけないように配慮しましょう。
フンは袋に入れて持ち帰り、おしっこはペットボトルの水で流します。キャンプ場によっては処理方法が指定されていることもあるため、事前に確認しておきましょう。トイレシートを固定する携帯用のトイレマットなどがあると便利です。
ケージ、クレート
不安なワンちゃんをテントの中で安心させるには、ケージやクレートなどがあると便利でしょう。キャンプに慣れていないワンちゃんでも、いつも使っているケージを持ち込めば「自分の場所」を確保できるので、脱走トラブルなども避けられます。
ログハウスやキャビンなどの室内で過ごすキャンプ場ではケージの使用を求められることもあるので、事前に確認しておきましょう。
ワクチン接種証明書
キャンプ場など、他県や自然の中で遊ばせるときには、事前にワクチン接種をしておくと安心です。キャンプ場によってはワクチンの接種証明書の提示が求められるケースがあります
。「狂犬病予防注射済票」や「混合ワクチン接種証明書」などがあれば、準備しておきましょう。
また、市区町村で登録をすると渡される監札の着用が義務付けられているケースもあります。提示できないと場内に入れないこともあるので、公式HPなどでしっかり確認しておきましょう。
ペットと一緒にキャンプをする際の注意点
飼い主さんにとって、愛犬はファミリーの一員。キャンプなどのお出かけにも当然一緒に連れて行きたいと思いますよね。
しかし、ワンちゃんの個性によっては慣れないキャンプ場で落ちつかず、他の利用者への迷惑やトラブルを引き起こしてしまうこともあるでしょう。
こちらでは、ペットと一緒にキャンプをする際の注意点をまとめました。事前に準備しておけることはたくさんあるので、トラブルを避けて楽しい思い出にしましょう。
最初はデイキャンプから慣れさせるのもおすすめ
キャンプ場のように普段と違う場所へ行くと、ワンちゃんにとってはストレスとなり、無駄吠えをしてしまうことがあります。
主に家にいるワンちゃんは、いつものお散歩だけでなく、初めての公園やドッグランに出向き、家族以外の人や動物に触れあう練習をしておくのもいいでしょう。
また、デイキャンプから始めて、徐々に雰囲気に慣らすのもおすすめです。デイキャンプとは、宿泊をせず1日で帰宅するキャンプのこと。ワンちゃんにもご家族にも負担が少なく、自然の中で過ごすことにも少しずつ慣れさせることができるでしょう。
周囲の利用者の迷惑にならないようにする
キャンプ場ではたくさんの方がキャンプを楽しんでいます。愛犬を連れて行くことで周囲の利用者の迷惑とならないように、できる限り配慮をしましょう。
ワンちゃんは慣れない場所や人・初めての動物などを見て吠えてしまうことがあります。基本的にリードにつないで自分のエリアにとどめ、犬が苦手な方などを驚かせないようにしましょう。
夜間に吠えてしまうと迷惑になるので、いつもの毛布などで安心できる場所を確保し、吠え始めたらすぐに落ちつかせるようにします。トイレの始末や「ハウス」などの基本的なしつけは最低限済ませておきましょう。
隣の区画など近い場所でテントを張っているキャンパーには犬がいることを伝え、あらかじめ挨拶をしておくと良いでしょう。
暑さ・寒さ対策はしっかりと
キャンプ場のある山間部や高原などは、季節によって寒暖差が激しいエリアです。標高が高い場所では夏場でも「夜は寒い」と感じることもあるでしょう。
急な雨も降りやすいので、暑さ・寒さ対策はしっかりと準備してください。特に犬は人間よりも体温が高く、夏場は熱中症になる危険があります。冬場も室内犬は寒さに慣れていないので、防寒対策を万全にしておきましょう。
寝るときもリードをつける
ペット可のキャンプ場といっても、他の利用者には小さな子どもや犬が苦手な方がいるかもしれません。愛犬は常にリードにつないでおくようにしましょう。
また、花火などの大きな音で驚いて逃げてしまうケースもあるので、寝るときもリードをつけたままにしておくと安心です。
興奮した犬は係留ペグを引き抜いて脱走することもあるので注意してください。自由に動き回らせてあげたいと思うときは、ロングリードなどを準備しておくと良いでしょう。
キャンプ場近隣の獣医をリサーチしておく
愛犬に特に持病がなくても、キャンプ場で遊んでケガをしたり思いがけない病気になることがあります。キャンプ場からすぐに行けそうな周辺の獣医さんをネットでリサーチしておき、いざというときにすぐ対応できるようにしておきましょう。
キャンプ中は人間が調理している食材を勝手に食べてしまう、拾い食いをしてしまうなどの機会が増えます。また、お散歩中に毒キノコなどを口にしてしまうこともあるので注意してください。
まとめ
今回は愛犬と出かけるキャンプについて、あると便利な持ち物や注意点などをご紹介しました。ペットと一緒のキャンプは楽しいことがたくさんある半面、ワンちゃん専用の準備が必要であり、事前に慣れさせておくことも大切だということがわかったと思います。
大切なペットとのキャンプは、まず「ペット同伴OK」のキャンプ場を探すことからスタートします。広大な自然に囲まれた「鋸南ほしふるキャンプ場」はペット可のオートキャンプ場なので、ワンちゃん連れのファミリー層にもおすすめです。大人も子どももワンちゃんも、芝生の上で駆け回って、一生の思い出を作ってくださいね。
ワンちゃんと一緒に楽しめる鋸南ほしふるキャンプ場は、こちら「鋸南ほしふるキャンプ場:予約フォーム」からぜひご予約ください。